トップ画像のメインコピーがLPの集客に最も影響する
今回は、前回の
「顧客属性に対するランディングページのコンテンツ主旨について」
の続きです。
弊社では年間40社ほどの集客用のランディングページ(以下、LP)を作る過程で、
ある原則に沿ってメインのキャッチコピーを作成しております。
トップ画像部分のメインコピーはもっとも集客に影響する部分ですので
いちばん気合を入れて作るべきコンテンツです。
LPのような縦に長いコンテンツの場合「いかにスクロールして見てもらうか」が
反響にもっとも影響しますので、LPの導入部分でユーザーに興味を
持ってもらうものを作る必要があります。
そこで今回は、「反響率を上げるランディングページの作成」その2として
集客LP用のメインコピーを作成する、3つの重要ポイントをお伝えします。
早速ですがポイントは以下の3つになります。
・紹介する商品/サービスに関する会社の実績を数値で表す
・クライアントが実践した場合の効果と、効果を達成できるまでの
期間を数値で表す
・緊急的/限定的なキーワードを使う
これらのポイントには、御社ならではの特徴を表す方が好ましいです。
そして上記3つ単独でも、組み合わせても使うことができます。
またデザインの綺麗さも重要なので、スペースに合わせて
挿入してください。
下記の実際のセミナー集客LPを見本として解説致します。
それでは1つづつお伝えしていきます。
紹介する商品/サービスに関する会社の実績を数値で表す
ここのでポイントは「数値」=具体的に表す、ことです。
数値で伝えることで、ユーザーにより伝わりやすくなります。
主な「数値にできる会社実績」は以下のようなものがあります。
・クライアント数(累計数)
・売上実績
・サービス実績を達成するまでの期間
・従業員数
・創業年数
また、数値で表せないかもしれませんが何かの
表彰歴、資格取得歴などもこれに含まれます。
【注意点】
この部分は、ユーザーに御社を信頼してもらうためのものですので
直接ユーザー側にメリットとなる情報ではないため、あまり露骨にアピールされても
逆効果ですので、控え目に伝えることがより的確に伝わることに繋がります。
マーケティング的な考えが欠けている人が作成しますと、
この部分を露骨にアピールしすぎてしまい自己満足なページになってしまいますので
お気をつけ下さい。
クライアントがセミナー効果を達成できるまでの期間を数値で表す
この部分は、ユーザーに直接的にメリットとなる部分ですので
最大限アピールすべき項目です。
例えば以下のような記述がこれにあたります。
・半年で売上150%アップ達成するための経営改善講座
・50万円の広告費用で受注単価1,500万円の案件を受注する方法
セミナーに参加する人の状況は、今すぐにでも課題を解決したい人
(趣味がセミナー参加の方は除いて)ですので、ある程度の課題解決までの期間や
費用を示してやることはそのセミナーが自分に必要なものかどうかを
判断する内容の一つとなります。
【注意点】
セミナーの内容は、参加者が「自分の会社でも必要だ・対応できそうだ」と思ってもらう
必要がありますので、あまりにも現実的でない事例(再現性のない事例)は
避けるべきでしょう。
またトップ以外のコンテンツ部分で、その効果を達成できる根拠
(御社のビジネスの仕組みや実績など)も記載することで
「自分たちに関係ありそうだ・自分たちにも対応出来そうだ」と
ユーザーから思ってもらえます。
緊急的/限定的なキーワードを使う
人は「いつでも出来る」と思ってしまうと、すぐには動かない生き物
ですので、ある程度期限があることをコピーライティングで伝えることも
有効です。
昔のランディングページによく見られた、期限が1秒1秒動いていく
「カウントダウンタイマー」がこれに関連するコンテンツでもあります。
*あのコンテンツは法人向けには向きません。
見た目が怪しいので信頼性を無くしてしまいますので。
セミナー参加可能人数が「あとX名」というのも同じ意味を持ちます。
*あの表記も法人向けにはオススメしません。怪しすぎますので。
それでは、緊急的・限定的なキーワードを使った
ランディングページTOP部分のコピーライティングのサンプルです。
・今年度、赤字経営を脱出するための
→1日でも早く赤字を脱出したい社長様向けのフレーズ
・(X月締め切り)経営効率を3倍にする補助金の使い方
→期間限定の補助金を使う方法
【注意点】
ここでの注意点は、煽り文章にしないことです。
煽り文章は、ユーザーから嫌われる可能性が高いコンテンツです。
信頼を獲得する前から嫌われて、永久に取引してもらうことは
なくなっては大変です。
今回の内容は以上になります。
次回は、いよいよランディングページの反響率を上げるための
肝中の肝である「コンテンツ構成」についてお伝え致します。
今回の内容についてのご質問などお気軽にお問合せくださいませ。
すぐに返答させていただきます。