LPの閲覧者の行動を誘導する「行動心理学」とは?
ランディングページ(以下、LP)は、閲覧したユーザーに対して何かしらの
アクションを起こさせる場所であるため、様々なマーケティングテクニックを
使う必要があります。
今回ご紹介する「行動心理学」は、正しく使うことであなたが
要望するアクションをユーザーに起こさせるのに有効な技術です。
今回は、LPのファーストビュー部分でよく使われる
テクニックを解説していこうと思います。
解説する内容は以下の3つです。
・ハロー効果
・バンドワゴン効果
・アンカリング効果
ハロー効果
ハロー効果とは、対象物の一つの特徴の印象により他の特徴について
正当な評価ができなくなってしまう(一つ目の印象に左右されてしまう)
という心理効果です。
「ハロー(halo)」とは、「後光」や「光輪」という意味です。
よく芸能人や政治家に対して“あの人は後光が差している”などと
表現が使われています。
ハロー効果のLPでの活用法
・TOPビューでの印象操作
(写真、デザインなど)が相手にとって好まれるものである場合
その会社や商品・サービスまでも印象が良くってしまう。
・会社や商品/サービス提供者の肩書、また推薦者の肩書での権威効果
・過去の実績(XXX社の実績、XX賞受賞など)を記載することで
その商品・サービスまでが凄いものと思ってしまう事など
バンドワゴン効果
バンドワゴン効果とは、多数の人が支持している物事に対して
便乗したくなり、さらに支持が高くなる現象です。
購入者は“多くの人が購入している”と言う期待感・安心感を理由に、
購入に到ります。
バンドワゴンはもともと、「行列を先頭で率いる楽隊車」という意味で、
それが転じて「人々が優勢な勢力につく動き」を指すようになりました。
バンドワゴン効果のLPでの活用法
例えば「業界No.1販売数」や「人気メニュー」「今話題の商品」
などを訴求することにより多くのメニューや競合商品・サービスと比較して、
販売側の購入して欲しいものを誘導するのに使われます。
アンカリング効果
アンカリング効果とは、最初に提示された印象的な情報が、
その後の意思決定(行動や判断)に影響を及ぼすことです。
船がいったん錨(アンカー)を下ろことで、その場所に
固定される事に例えられています。
アンカリング効果のLPでの活用法
アンカリングは価格の操作でよく使用されます。
最初のヘッダー部分に、自社の通常価格やメーカー希望小売価格などを
表示させてユーザーに現在の限定価格のお得感を訴求できます。
(二重価格表示に注意)
あなたがLPを見る側でも作る側でも訴求内容・方法の心理効果で
LPを作る側の意図通りに相手を動かす事ができることを
覚えておいていただけたらと思います。
ぜひご参考にしてくださいませ。