穴の空いたバケツLPにならないために
今回は、
「ユーザーを行動させるランディングページの構成について」
の続きです。
まずは前回、前々回でお伝えしました
成果を上げるためのランディングページの構成についてです。
(ステップ名をクリックしますと記事に遷移します)
ステップ1.顧客属性に対するランディングページのコンテンツ主旨について
ステップ2.集客用LPのキャッチコピー:3つの作成ポイント
ステップ3.ユーザーを行動させるランディングページの構成について
今回はステップ4として、閲覧者に何らかのアクションを
起こしてもらうための最終的な判断の材料となる
「トラストゾーン:信頼獲得」についてです。
トラストゾーンのコンテンツ位置は下記図の問い合わせフォームの前までの
部分になります。(青いコメント付きの箇所です)
トラストゾーンのコンテンツ種類
トラストゾーンは、あなたの会社を信頼してもらう部分です。
そのためのコンテンツは、以下のような種類があります。
●他社サービス比較表
リスティング広告などに掲載する場合は、他社広告と比較される可能性が
高くなりますので、他社比較表が有効です。
それによりページからの離脱が低くなり、反響率を高める事ができます。
サービス内容と料金の比較表を設置することで、閲覧者の比較する手間を
省くことに繋がります。
●サービス提供の流れ(納品とお金の支払いタイミング)
サービスの流れ、問い合わせ後の流れを掲載しておくと
閲覧者が事前にサービス納品までの流れと支払いのタイミングを把握することに
なるため安心感を与えることができます。
閲覧者が決済者でなく担当者の場合は、稟議書を上げるための情報として
納品や決済のタイミングが必要になりますので、相手から聞かれる前に
掲載しておいた方が自分たちの手間も省かれることになります。
その他の信頼を得るためのコンテンツには
以下のものがあります。
・会社紹介(代表者の挨拶)
・表彰歴/マスコミ掲載歴
・お客様の声
信頼性獲得コンテンツ作成の注意点
トラストゾーンの役割について再度お伝えすしますと、
貴社サービスに対する「問い合わせ」や「購入」などのアクションに
至らせるために会社を信頼してもらうためのものになります。
そのため一番気をつけるべき点は、「売り込み色が強すぎないこと」です。
せっかく興味を持ってもらい、サービスと会社自体を信頼してもらったのに
売り込み色が強すぎるために敬遠される場合もあるため注意が必要です。
ランディングページ失敗の主な原因の一つが
「販売側が言いたいことを優先してしまう」ことです。
信頼獲得のためのコンテンツを配置しているにもかかわらず、気が早ってしまい
「売り込み色」が強くなってしまい、御社サービスというより御社に嫌悪感を抱いて
しまいます。
せっかく御社の商品/サービスに興味を持ってもらったというのに
勿体無い話です。
また信頼を獲得するためのコンテンツですので、内容は嘘偽りなく正しい情報を
記載することです。(盛っても良いですが証明できる材料が必要です)
4回に渡りお伝えした成果の出るランディングページの作成については
いかがでしたでしょうか。
これだけランディングページ作成サービスが増えてきている中で、どのサービスを
選べば良いか悩むところだと思いますが、どんな作成サービスを選ぼうとも
売れるランディングページの構成は変わりません。
ランディングページ作成のタイミングで、「自社で製作するか・外注するか?」や
「どんなコンテンツ構成にするか?」は必須の検討事項ですが“成果のでる
ランディングページの構成”には定石があります。
1.インタレストゾーン:興味づけ
2.ソリューションゾーン:問題提起・解決法
3.トラストゾーン:信頼獲得
(これは、ユーザーの購買心理に合わせてコンテンツの流れです)
掲載メディアや誘導元メディアによりコピーライティングの内容は
ターゲットに合わせて変える必要がありますが、ランディングページの構成は
大きく変わることはありません。
4回分しっかり覚えていただき、成果を出し続けるランディングページを
作成していただければと思います!